
前髪をぱっつんに切りたい人
・いつも前髪を切って失敗する
・上手に切る方法を知りたい
・なんで想定していた長さよりも短くなるの?
・前髪を切りすぎて学校へ行けない、、、
このような疑問を徹底解説します。
✔ 目次
・用意するもの ・ハサミ(よく切れるもの。できれば、100均の髪を切るハサミ) ・クシ(目の細かいもの) ・ヘアピン(髪が止まるものならOK) ・【切り方】髪の毛を濡らす?濡らさない? ・髪の毛の硬さとクセ ・前髪ぱっつんに切る方法 ・量 ・幅 ・長さ ・形 ・失敗したくないなら美容室に行こう ・まとめ
前髪をぱっつんに切るときに用意する物
ハサミ(シザー)

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まずは、ハサミを用意しましょう。美容業界ではこのハサミのことを【シザー】と呼びます。映画【シザーハンズ】って名前のタイトルを聞いたことがあると思います。そのシザーです。
このシザーは値段の高い、安いがあると思いますが良く切れるハサミなら問題ないでしょう。(値段に関係ない理由については後ほど説明します)
✔ 注意
工作に使うハサミはNGです。
なぜなら髪の毛を切るハサミと比べて切りにくいからです。どのように切りにくいかと言うと、前髪をぱっつんにする為にはスパッと切れるハサミが良わけなのですが工作用のハサミを使うと刃先に行くにしたがって髪の毛が逃げてせっかく真っすぐにしたいのにガタつきます。なのでぱっつんにするには不向きとなるわけです。
私のおすすめは100円均一にある髪を切る用のハサミです。間違っても紙を切るハサミは買わないでくださいね。笑
✔ 注意2
自分でハサミを研ぐのはNG。
髪を切るハサミは歯と歯を擦りあわせて髪の毛を切っている訳ですが、真っすぐの刃物同士を重ねて切っている仕組みではありません。
ハサミを横にして光などに照らしてみると分かりやすいのですが若干ラウンド(半円)の様に曲がっています。これは、髪の毛をしっかり掴んで切る構造になっているからです。
自分でハサミを研いでしまったら真っすぐの歯同士がすりあうことになるので余計に切れなくなります。
高いハサミは研ぎに出すのがいいのですが、荒業的な方法を1つアドバイスをします。
その方法はアルミホイルを使います。何度かアルミホイルを切ることでハサミの切れ味が増します。この方法は包丁などでも使用できますが、荒業的方法なのでお勧めはしません。
ですが前髪を切る程度のことで、それも100均のものを使用しているとなると問題はないかと思います。
クシ(カットコーム)
次に用意してもらいたいものは、クシです。こちらも美容業界用語で【コーム(カットコーム)】と呼びます。
このコームですが良く似ているものにリングコームというものがあります。美容師さんがパーマを巻くときに使う専用道具です。どちらでも前髪を切ることができますが私が前髪ぱっつんを切る時におすすめするのはカットコームです。
こちらも100円均一に行けばあると思います。しかし、出来るだけ目の細かいものを買ってください。
ヘアピン(ダッグカール)

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最後に用意してもらいたいものはヘアピンです。目次では髪が留められればOKと言いましたが、ここで用意してもらいたいのは横に細長いヘアピンです。
バレッタや、ヘアゴムといったものではありません。ましてや、後れ毛を留めるためのヘアピンでもありません。美容用語では【ダッグカール】と呼びます。
なぜこのダッグカールが必要かというと前髪を小分けにして切れるからです。髪の毛が細い方、前髪の量を少なく設定している方にはあまり使いませんが毛量の多い方、前髪の量を多く設定している方には必要です。
数は1本で十分でしょう。しかし、前髪以外の両サイドの髪が邪魔をして切りにくいという方は長さがあれば耳にかけるか、ダッグカールをあと2本用意して邪魔な毛を留めてしまいましょう。
【切り方】髪の毛を濡らす?濡らさない?
良く前髪を切る時に髪を濡らす方がいらっしゃいますが、結論から言って私は断然濡らさない派です。
そもそもなぜ髪を濡らすのか?ここから説明していきましょう。
美容室では初めにシャンプーを軽くするところが多いと思いますがあなたの行っている美容室はどうですか?
簡単に言ってしまえば髪の毛の汚れ・クセを取るといった意味でシャンプーをします。
たとえば、「風邪を引いていて何日間か髪を洗えていない」とか「朝、起きて寝ぐせのままで来ちゃった」とか「髪のクセが強い」などの理由があります。
美容師側の考えでいくとやはり「お客様を最高の状態で(髪型)帰したい」これにつきます。よって、何日間か洗っていない髪の毛なら皮脂や油、汚れ等をキレイに落として切りたいわけです。
ですが、クセの場合はと言うと美容師の考えが賛否両論あるとは思いますが寝ぐせなら洗って問題ありません。
しかし、もともと持っているクセの場合は微妙です。確かに、髪を濡らせば多少クセが伸びるかたもいらっしゃるでしょう。ですが濡らしてキレイに髪をクシで説いて真っすぐ横に「ぱっつん!」このあとドライヤーをかけたらどうなるでしょう?
はい、間違いなく思ったよりも短くなります。
これが前髪を切って失敗する1つの原因です。
・理由 水分を含んだ髪は重くなりクセを伸ばしてしまいます そのことにより乾いた状態の髪の毛よりも長くなります。
このように髪を濡らすのにはいろんな理由があるのですが、私はあなたのそのクセが出ている状態で切ることをおすすめします。
前髪をぱっつんに切るために知っておきたい髪の毛の硬さとクセ
上記でも少しお話ししましたが、髪の毛の硬さやクセによっては髪を切った後に短くなるケースがあります。その辺も分かりやすく表にしたのであなたがどの部類に入るかを確かめてカットしましょう。
髪の浮き具合 | 浮く(短くなりやすい) | 浮きやすい | 変化なし |
髪の毛の硬さ | 硬い | 普通 | 柔らかい |
髪の毛の量 | 多い | 普通 | 少ない |
髪の毛のクセ | 強い | 少しある | ない |
わかりやすい表でまとめましたが、実際イレギュラーな例の方が多く感じるので1つ例として挙げてみます。
例.) 髪の毛の硬さ➡柔らかい 髪の毛の量➡少ない 髪の毛のクセ➡強い
上記の例の場合、柔らかいし、髪の量が少ないのでそんなに短くなりにくいと思われがちですがどうしてもクセの部分で強いクセを持っているので浮く(短くなりやすい)というようになります。
硬い・多い・強いの部分が1つでもあるのであれば髪の毛が浮いてしまうと思っていいでしょう。
前髪をぱっつんに切る方法を解説
設定として次の3つを始めに決めましょう。
・前髪の量(厚み) ・幅 ・長さ ・形
1つずつ解説していきます。
前提として前髪を作る際は△ベースでとりましょう。
前髪の量(厚み)
前髪の量の設定をしていきます。
額の生え際からうず(つむじ)に向かってどのくらいの量をとるかによって前髪の厚みが変わってきます。つむじに向かって行けば行くほど前髪の厚みは増えていきます。
幅
横の幅を設定します。
①眉頭 ②眉山 ③眉尻
ここでは基準として目じり側の黒目辺りを基準にするといいでしょう。
基準を決めて切ることで失敗が減ります。
幅を設定すると切り終えてから前髪を下した時に少し横へ広がりることも頭に入れておきましょう。
※髪の毛が多い方はより外側へ広がります。
長さ
長さの設定をします。
・鼻の高さ ・目の下 ・目と眉の間 ・眉毛 ・眉上
この辺りを参考に切るとよいでしょう。
形
形を設定します。
形には次の2パターンがあります。
・真っすぐ ・ラウンド
まっすぐの場合は横に切ればいいだけですがラウンドの場合は少し難しいです。
✔ 真っすぐの場合
✔ ラウンドの場合
前髪で失敗したくないのなら最初から美容院に行こう
最後にどうしても上記の方法でやる勇気がない、私には難しいという場合は美容院に行くという手段も1つ考えておいてください。
安いところだと学生さんでも手を出しやすい「ワンコイン」で前髪だけを切ってくれるところもあるのでその辺も視野に入れておきたいところですね。
もちろん、美容室選びは大切ですが。笑
まとめ
①用意するもの
・ハサミ(よく切れるもの。できれば、100均の髪を切るハサミ)
・クシ(目の細かいもの)
・ヘアピン(髪が止まるものならOK)
②【切り方】髪の毛を濡らす?濡らさない?
➂髪の毛の硬さとクセ
④前髪ぱっつんに切る方法
・量
・幅
・長さ
・形
⑤前髪で失敗したくないのなら最初っから美容院に行こう
この辺を考えて切れば切りすぎたり恥ずかしい思いをしなくて済むと思います。
しかしながら、初めて自分で切る・久しぶりに自分で切る場合は少しずつ様子を見ながら切っていくことをおすすめします。
コメント
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