
髪の毛にツヤがない人
・みんな髪の毛にツヤがあっていいなぁ
・クセ毛で髪の毛にツヤが出ない
・自然なツヤが欲しい
・指通りが悪い
こういった疑問に答えていきます。
私(ぶね)は美容師歴20年・有名サロンで管理職を務めていた経験があり、本記事の信頼性もあると思います。
✔ 本記事の内容
・髪の毛にツヤを出すには? ・髪の毛の基本構造 ・外部的にツヤを出す方法 ・内部的にツヤを出す方法
髪の毛にツヤを出す方法【結論オイルを使う!!】
女性の皆さん、髪の毛にツヤが無くて困っていたりしませんか?
最近ではヘアカラーをするのが当たり前になっているので髪の毛が傷んだりするのも当たり前なんてことになっています。
そんな時に
「どうしたら髪の毛にツヤを出せるのか?」
ここを考える人がたくさんいるようにも思います。
もしかすると女性にとってこの課題は永久的な悩みになっているのかもしれませんね。
そこで、今回は「髪の毛にツヤを出す方法」を解説してみたいと思います。
✔ 結論
・オイルを使うのが手っ取り早い
順に見ていきましょう。
髪の毛にツヤを出すには?
髪の毛にツヤを出すにはどうすればいいのか?
・ブローでしっかり髪の毛を伸ばす ・ダメージにならない様にする(カラー、パーマ等) ・トリートメントでダメージ部分の補修をする ・オイルを使う(ヘアクリーム等も含む)
この辺りが髪の毛にツヤを出すための方法になります。
とは言っても、そもそも髪の毛にツヤを出すにはどういう原理でそうなるのか理解する必要がありそうですね。
髪の毛の基本構造
髪の毛は次の3構造によってできています。
・キューティクル(毛表皮):ウロコ状でタケノコの皮のように重なり合っている ・コルテックス(毛皮質):円柱の形をしていて縦方向に規則正しく並んでいる ・メデュラ(毛髄質):基本的に髪の毛の中心にある
※「メデュラ」は細い毛には無い。また、普通くらいの硬さの髪にはあるが途中で切れていたりすることがある
・薄い黄色(キューティクル) ・赤(メデュラ) ・ターコイズ(コルテックス)と白い部分(CMC)=(コルテックス領域)
キューティクル | コルテックス領域 | メデュラ | |
髪全体の割合 | 10~15% | 85~90% | 髪の芯 |
場所 | 髪の毛の表面 | 髪の内部 | 髪の毛の中心 |
役割 | ツヤ、手触り、硬さ | 強度、コシ、髪色、透明感、動きのあるツヤ | コシ、透明感、動きのあるツヤ |
キューティクル
✓ キューティクル=髪の毛(髪の毛内部)を守る
・髪毛全体の10~15%を占めている ・キューティクル同士はCMCで接着している ・手触り、ツヤ、硬さが決まる
※キューティクルの枚数=髪の毛の硬さ(ハリ)
硬毛:7~10枚/軟毛:3~5枚
コルテックス(コルテックス領域)
✓ コルテックス=髪の毛の内部
・髪毛全体の85~90%を占めている ・コルテックスとCMCから成り立っている ・髪の毛の強度、コシ、髪色、透明感、動きのあるツヤを決定する
メデュラ
メデュラ=髪の芯(未知の部分が多く分かっていないことが多い)
・髪の毛の芯の部分 ・機能などその詳細は不明 ・弾力(コシ)、透明感、動きのあるツヤを決定する
CMC
・コルテックス、キューティクル間に存在する ・水や薬剤の通り道
髪の毛の構造を見てみると、髪全体でツヤを出していると言えますね。
外部的にツヤを出す方法
髪の毛にツヤを出すには外部的にツヤを出す方が手っ取り早いでしょう。
・つや出しスプレー(オイルスプレー) ・オイル(流さないトリートメント、椿オイル、馬油等) ・ヘアマニキュア ・ブローをしっかりとする
瞬間的にツヤを出すには上記の方法が一番楽ちんです。
内部的にツヤを出す方法
内部的にツヤを出すには【継続】が必要になってきます。
・トリートメントをする ・ダメージを与えない
この2つを解説!!
トリートメントをする
トリートメントをするというのは髪の毛が傷んでいる前提でのお話しになります。
髪が傷んでいる(ダメージ毛)ということは
⓵髪表面のキューティクルが開いてしまっている
✓ 要素
・髪の毛はお湯(水)に濡らすとキューティクルが開く仕組みになっている
・薬剤で(パーマ液、カラー剤)キューティクルが開く
・傷んでキューティクルが開きっぱなしになっている
この状態だとトリートメントを髪の毛の中に入れても時間の経過とともにトリートメントは流れ出てしまいます。
以前「髪のダメージ」について書いた記事があります。参考に読んでみてください。
➁髪毛内部が損傷している
✓ 要素
・薬剤により髪毛内部の水分が流出(CMC) ・薬剤により髪毛内部のタンパク質が損傷(コルテックス) ・熱(ドライヤー、アイロン等)により髪毛内部が損傷
ダメージを与えない
ツヤ感を出すには簡単な話しダメージを与えない!!これに尽きると思う。
・薬剤的ダメージ=ヘアカラー、パーマ等の薬剤 ・物理的ダメージ=ドライヤー、アイロン、コテ等の熱
とはいえ、髪の長い人や毛量の多い人は冬場風邪を引く恐れがあります。
「薬剤的ダメージ」は分かるとして、「物理的ダメージ」は使用しないようにしてくださいということではなく、過剰にしすぎないようにしてくださいということです。
✔ 結果
継続的にトリートメントをして出来るだけ髪の毛の中にタンパク質や水分がある状態を保ちましょう。
髪の毛にツヤを出す方法 まとめ
いろんな方法があったと思います。
結論、「髪の毛にツヤを出す」というのは
キューティクルが整っていて、髪内部の構造がしっかりと詰まっていることでツヤが出るということです。
実際、髪の毛に興味の無い女の子を見てみたら
「ヘアカラーなんて興味ない=髪の毛がキレイ」
意外にあなたの周りにもそんな人もいませんか?
ということで今回はこのくらいにしておきます。
おすすめのトリートメントの記事も載せておきます。
コメント
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